学校に通う子どもがいる家庭では、平日夜の「宿題戦争」はおなじみの光景です。そして、負けるのは決まって親側です。我が家では今年、娘が幼稚園に入ったのですが、私は今から戦々恐々としています。ケンカがはじまるのですから。娘が嫌がったら、私たち親は彼女に宿題をやらせる方法を考え出さなければなりません。何もかもが大変なことは目に見えています。もう今から私は心の準備をしています。 そんな私ですが、先日発売された『The Self-Driven Child: The Science and Sense of Giving Your Kids More Control Over Their Lives(自律的な子ども:子どもに自分の生活を自分で管理させることの科学と意味)』を読んだことで、開戦前にこの戦争を回避できるかもしれないと思うようになりました。 同書の中で、著者のWilliam Stixrud氏と