警察官、職質で顔写真撮影 視覚障がい男性が拒むも 識者、裁判所の令状が必要 那覇署は「適正」と食い違い 那覇署地域課の警察官2人が、那覇市安里の歩道を歩いていた視覚障がい者の70代男性への職務質問中、携帯端末で顔写真を撮影したことが27日までに分かった。職務質問での顔写真撮影は法的根拠がない。男性は国指定の難病・網膜色素変性症を患っていて視力が弱いが、警察官が障害者手帳の提示申し出を受けることなく撮影を要求したため、やむなく応じたという。識者からは「人権の侵害だ」「捜査ではなく、情報収集など別の目的があったのではないか」などと違法性を指摘する声が上がっている。 那覇署は本紙取材に「適正に行ったものと考えている」とコメントした。 男性によると15日午後5時ごろ、帰宅途中の同市安里の路上で、警察官2人から「酔っぱらいが近くで倒れている。事件があったようだ。(容疑者と)あなたの服装が似ているから
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