2016 - 02 - 25 親が涙するおすすめの絵本「おおきな木」村上春樹訳 おすすめ本 育児 ごんぎつねのことを思い出すと、心が痛む。 いっぱい絵本は読んだのに、心に残る作品には少しの理不尽さと憤り、そして死がある。 それは戦時中のゾウの処分を描いた作品「 かわいそうなぞう 」でも同じである。 物語はいつだって、すっきり爽快だけではない。それは気持ちは良いけど、その瞬間、通り過ぎるだけで何も残らない。 実は文章も一緒で、本当に上手い人はわざと「悪文を混ぜる」という。そうすると、いままですんなり読めていた文章が、「ん?どういうこと」となってテンポを落とす箇所が出てくる。そうすることで何かが残る文章になるのだという。 ちなみに僕はそんなテクが無いから、まずはスッとスッと読めるものを心がけている。 村上春樹 訳の「大きな木」は良い物語なのか? いま絵本業界で話題になっている本に「おおきな木」