ファントムの夜明け (幻冬舎文庫) 作者: 浦賀和宏出版社/メーカー: 幻冬舎発売日: 2005/03/01メディア: 文庫 クリック: 6回この商品を含むブログ (27件) を見る うーんどうだろう。なんかふわふわした話でした。ふわふわ。 最後までジャンルが掴めない、ってことがこのふわふわ感の一因でしょうかね。途中、サイコメトリーとか出てくるんですけど、これが見た目通り超能力で押し切られるのか、はたまた現実的な解決をつけるつもりなのか、そういったことが雰囲気からまったく伝わらない。プレーンなんですね。おかげで確かに展開は読めないんですけど、“意外な真相”で驚くこともあんまりない。やっぱミステリ的に転ばすためにはあらかじめ足場を固めてやらんとね。『既に体勢を崩している敵をさらに転ばすことはできない(@ペルソナ3)』ですよ。総じて落ち着かない読書でした。 ああそれとも、主人公の名前に真美、友
恋愛小説が苦手。 実は私のことです。 いや、マンガとか、小説でも淡い恋の始まり系は大好きなんだけど。 キュンとします、萌えます。 苦手なのは一昔前に流行った「大人の」恋愛小説。 林真理子さんとか、渡辺淳一さんとかさぁ。 特に渡辺淳一さんは20代の時に職場のおばちゃんに猛烈プッシュされて2、3冊押し付けられて読みましたが全部不倫の恋で引きました。 心理描写は上手いと思うけど、あれは恋愛小説じゃなくて不倫小説ですね。 既婚なのに独身の若者に不倫小説をプッシュするおばちゃんの気持ちが当時は分からなくて、私もこのくらいの年になったらこんなドロドロした恋愛に憧れるのかな…と暗い気持ちになりました。 大人になった今でもドロドロ駆け引き裏切りてんこ盛り系!の恋愛小説は苦手です。 もはやあれは恋愛じゃない。 企業小説的な何かだ。 「島耕作」にちょこちょこ出てくるサービスシーンだ。 下腹が出っ張ってくる歳に
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く