地上波での試合中継で広域にファンを獲得するビジネスモデルではなく、地域密着によるスタジアムビジネスにシフトすることを主軸に、2004年から始まったパ・リーグの改革。埼玉西武ライオンズ、そして現在はパシフィックリーグマーケティングで10年以上にわたり、ファンを対象にしたマーケティング戦略を担ってきた佐々木将之氏は「ロイヤルティ マーケティングを長期にわたり実行できるかどうかは経営判断」と話します。 プロ野球ファンの人口が減少しても、試合来場者数を伸ばし続けてきたパ・リーグの成功の背後にあるロイヤルティ マーケティング戦略とは? そして現在、試合が開催できない状況の中で、いかにしてファンとつながりを持とうと考えているのか。チーターデジタルの加藤希尊氏が話を聞きます(本文中・敬称略)。 左)パシフィックリーグマーケティング(PLM)メディア事業本部 本部長 佐々木将之氏 埼玉西武ライオンズの経営