2011年04月09日21:14 カテゴリエネルギー 非伝統的ガスは原子力に代わるか 当分は日本で原発の新設は無理だというのは、推進派も反対派も一致して認めるだろうが、発電量の3割を占める原発を廃止するわけにはいかない。飯田哲也氏のように「自然エネルギーで2050年には100%まかなう」という空想的エコロジストもいるが、そんなことは技術的に不可能である。 2009年の総合資源エネルギー調査会の中間答申は、民主党政権下で再生可能エネルギーに好意的なものだが、これでも太陽光発電のコストは49円/kWhと原子力のほぼ10倍。100万kW発電するのに、山手線の内側いっぱいの面積が必要だ。風力発電は9~14円/kWhだが、100万kWの面積は山手線の3.5倍。平地の少ない日本では、立地できる土地がない。 それより問題なのは、こうしたエネルギーの発電量が天候に左右されて不安定なことだ。太陽光は雨や曇り
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