去年、映画「大韓民国憲法第1条」で補欠選挙に出馬する売春婦で出演し、映画撮影を許可しない国会の垣根を越えて世を騒がせたイェ・ジウォン (32)。彼女がもう一度世間を騒がせそうだ。 26日封切られる超現実的な、あるいは魔術的な感じの映画「グィヨウォ(可愛いという意)」(金スヒョン監督)で異腹の三兄弟とその父親の愛をあまねく受け入れるスポンジのような女「スンイ」に扮した。「スンイ」は撤去直前のソウル黄鶴洞(ファンハクドン)のアパートを背景に、クィックサービスマンの長男「963(金ソクフン扮)」、牽引車運転手の次男「ゲコ(ソンウ扮)」、組織暴力団の三男「モシギ(チョン・ジェヨン)」、男の巫子の父親「チャンスロ(チャン・ソンウ)」の間を行き来しながら、はらはらさせる四角関係の愛情行為を繰り広げる。 雨の降っていた5日夜、イェ・ジウォンと会った。 —「スンイ」は「全ての男が私のことを気に入ってほしい