小学校の同級生のお通夜に参加したのは、それが最初で最後。 その後、現在まで、一度もありません。 それで、とても忘れられない出来事になっています。 少し前の、自分の祖父の葬儀の時とは、まったく違いました。 祖父の時は、いつかくるものという心の準備が出来ました。 同級生の死は、突然訪れたものでした。 なので、どう受け止めたらいいのかまるでわからない状態で、ただ流されているだけのような気がしていました。 【沙河】昭和五一年~昭和五二年 (十六)④ 沢井さんの家で行われた通夜に行った。父が連れて行ってくれた。 子供会の代表だからとのことだった。私は、私の住む地区の小学生のうちで、最年長だったからだ。 父は、近所の大人たちと一緒に静かな声で話をしていた。 私は前から三列目の一番右端に座っていた。私以外に、子供はいなかった。沢井さんのお兄さんやお姉さんがいるはずなのに、見当たらなかった。 花や灯篭が飾
![同級生の葬儀に参加するということ なぜか居場所がなくて落ち着かない 【沙河37】 - 安心感の研究 by 暖淡堂](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/c497c4417e3080a2ccd46de6655c2e6cac89f176/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fblogger.googleusercontent.com%2Fimg%2Fb%2FR29vZ2xl%2FAVvXsEiJ2IwdurliAGJ-fi1Ft4-W7OBwFlHNKG4IPjjzAgPk468q8JYdBf8Lg1im3RZQpbgICZb5nFfA9iDNR4Q4n_SMlhIBwVmW149w6BD34L2peXvyX65aNYD0TUhIV1Y_AQCkldw2v2dMwz26O-ZP_MtCqLok4eS7x_j-KhBUTOu1VVpih3EHsaiqs30z%2Fs400%2F086RED20404_TP_V.jpg)