美少女しか教室にいない学園ドラマ 一体どうして? 若手“非美女”女優枠は慢性的に人材難で、とくに近年はその傾向が著しい。というより、“非美女”女優を育成する機運も見られない。男性ではモテない、冴えないといった役柄でポジションを固め、その後の活躍に繋げている。 女優界の若手“非美女”枠が人材難 2013年度の『このミステリーがすごい!』で1位になった横山秀夫の小説をドラマ化した『64(ロクヨン)』(NHK)。全5話の放送を終え、Yahoo!テレビの「みんなの感想」では評価が平均4.80点(5点満点)など、緊迫感あふれる内容を称賛する声も少なくなかった。しかし同作には、ここ最近のドラマや映画にも共通する、少し違和感のある配役があった。 クラスに美少女しかいない学園ドラマ 主人公の県警広報官を演じたのはピエール瀧。昭和64年に起きた誘拐事件を巡る物語だけに、“昭和な顔”を買われての起用だったとい