ビデオリサーチは2日、昨年12月31日のテレビ番組の平均世帯視聴率を発表した。「第63回NHK紅白歌合戦」は関東地区で前半33.2%、後半(午後9時から)42.5%を記録。5年連続で後半40%超えを記録するとともに、サッカーワールドカップ(W杯)アジア最終予選のオーストラリア戦(6月12日放送、テレビ朝日系)の35.1%を上回り、12年に放送された全局番組の中で年間1位の視聴率を達成した。 年間視聴率トップは近年、紅白歌合戦かサッカーW杯中継が占めるのが定番。ただ近年は“テレビ離れ”が進み全体的に視聴率が低迷。紅白も63年には81.4%を記録したが、86年以降は60%を割り込んだ。04年以降は40%を前後するようになり、これまでに紅白歌合戦の後半は、04、06、07年の過去3回、40%を割り込んでいる。 同時間帯の民放(関東地区)では、7年連続となる年末恒例のバラエティー番組「ダウンタ