9月に出版された『amazonのすごい会議―ジェフ・ベゾスが生んだマネジメントの技法』(東洋経済新報社)の著者、佐藤将之氏は、アマゾンジャパンの立ち上げメンバーとして2000年7月に入社。サプライチェーン、書籍仕入れ部門を経て2005年よりオペレーション部門で、2016年に同社を退職するまでディレクターとして国内最大級の物流ネットワークの発展に寄与した。 世界トップの企業、アマゾンの成長を支える原動力である「会議の技法」とは、どのようなものなのか。 同書の一部より抜粋し、会議の効率化を図るためにジェフ・ベゾスが設けた「アマゾン流、ブレストのルール」を紹介する。 参加者&チーム編成 ブレストは1人ではできません。通常は、部門の中で、あるいは混成メンバーで5〜6人のチームを作り、アイデアを出し合います。 ブレストには、それなりの人数がいたほうが多様なアイデアが出てきて効果的ですが、多ければいい