ムニューシン米財務長官は財務省が1-3月の借り入れが同四半期としては過去最大になったと発表した後で、国債市場が政府債務の増加を吸収する能力について懸念していないことを明らかにした。 同長官は4月30日のブルームバーグとのインタビューで、「米国債市場は非常に大きく、強固なマーケットだ。それは世界で最も流動性がある。多くの供給があるが、私は市場が容易に対応できると思う」と語った。 4月30日の発表資料によると、米財務省は1-3月期に4880億ドル(約53兆円)を借り入れた。同四半期としては過去最大の借り入れで、従来予想を約470億ドル上回った。 ムニューシン長官は「需要と供給は一致するものだ」と指摘。米国債の需要減少リスクについて質問されると「それについては懸念していない。米国債にはなお多くの買い手がいると思う」と答えた。
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