スティーブ・ジョブズが舞台で新製品を発表しながら賛辞を受ける時、一人の男は胸の中で涙を流した。 ライバル企業の社長ではない。 アップルの首席デザイナーであり副社長のジョナソン・アイブ氏(44、写真)は「ジョブズが私の創意性を自分のもののように話す時、深い傷を受けた」と語った。 ジョブズの右腕としてiPod・iPhone・iPadをデザインし、「アップルのアルマーニ」と呼ばれたアイブ氏。 アイブ氏は、舞台の上のジョブズが革新を誇るのを聞きながら‘体からとげが立つように’心が痛んだという。 25日に世界で同時出版されるジョブズの伝記作家ウォルター・アイザックソンとのインタビューで打ち明けた胸中だ。 17日、中国時報が伝記の内容の一部を入手して報じた。 生前のジョブズはアイブ氏について「アップルの核心を理解する人」「アップルで私の心の同伴者」と表現した。 昨年の「iPhone4」発表会で、アップ