GitHub のプルリクエストや GitLab のマージリクエストでのコードレビュー機能の登場で、非同期でのレビューが手軽になりました。これは画期的なことでした。 開発において問題を早期に発見することはとても重要です。リリース後に問題が発見された場合の解消にかかるコストは、コーディング時に発見したときの 10 倍とも 100 倍とも言われています。マージリクエストを利用したコードレビューは問題の発見をなるべく早め、不具合の対処の工数を抑えるのに役に立ちます。 しかし、マージリクエストでのレビューは万能ではありません。次は、マージリクエストでのレビューでよくある課題です。 プログラム設計のまずさを指摘され、すべて書き直しになった。 レビュアーとレビューイ間でのコミュニケーションがうまくいかず、レビュー指摘とその改修のサイクルがいつまでたっても完了しない。 レビューが溜まってしまい、たくさんの