ブラスバンドの社会史―軍楽隊から歌伴へ (青弓社ライブラリー) 作者: 阿部勘一,塚原康子,高沢智昌,細川周平,東谷護出版社/メーカー: 青弓社発売日: 2001/12/01メディア: 単行本 クリック: 2回この商品を含むブログ (5件) を見る 昨年のクリスマス・イブ、メキシコはオアハカのお祭りを見ていたら、街の人々が編成しているとおぼしきブラスバンドが、ぺらぺらのいかした音で巨大な人形を踊らせながら練り歩いているのに出会い、すっかり魅せられてずっとくっついていったことがあった。 そのバンドは結局教会に行くまでずっと高らかなマリアッチ調の音楽を吹き鳴らし続け、教会の前でもう一度景気よく演奏を行なったあと、楽器をようやく下ろし、神父に迎えられて中に入っていった。 それでバンドの演奏は終わりと思いこんでいたら、そうではなかった。なんと、ミサが始まり、神父の説教が始まると、ちょうどオルガンが
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