フルートとハープの優雅な蝶のデュオ。それが「ことふえパピヨン」です。 ある夏の日、台風の風で飛ばされて群れからはぐれた迷子の蝶々たち。 大きなパピヨン「ヒメタテハ」がフルートを演奏し、 小さなパピヨン「ルリタテハ」がハープを演奏しています。 大きさから見て「ヒメタテハ」が夏生まれで、 小さな「ルリタテハ」が春生まれなんだろうと考えられています。 人が近寄るとすぐに驚いていなくなってしまうため、 蝶々の演奏を聴くときは息をひそめていないといけません。 そっと見ていると、お互いにしかわからない言葉で何かをささやきあっているようです。 「ヒメタテハ」が光を好むのに対し「ルリタテハ」は暗闇を好みます。 いつも「ヒメタテハ」が前を進み「ルリタテハ」が静かに寄り添ってついて行く様から、 リーダーは「ヒメタテハ」だと思われています。 もしかして群れの中のお姫様だったのかもしれません。 音楽会がないときは