前回オーラルケアのはなし③気をつけて!20代からなるこわ~い歯周病のはなしとケア方法で、バイオフィルムプラークの厄介さについてお話ししましたが、今回はそのケア方法と歯周病の影響についてご説明します。 やっぱり、いちばん重要なのはブラッシング バイオフィルムプラークはいわば細菌が固まり、スクラムを組んだような状態です。 最も効果的なのはそのスクラムを物理的な刺激=ブラッシングで壊してしまうこと。 そうすることで、歯みがきに含まれる抗菌成分も効果を発揮しやすくなりますし、お口の万能選手である唾液(オーラルケアのはなし②お口の環境にとっては最重要な唾液の役割とは)も細菌に届くようになるのです。 ブラッシング方法はにて4種類お話ししましたが、中でも歯周病対策に最も重要な磨き方はバス法です。 歯と歯茎の境目(歯周ポケットとも呼ばれています)に、45度の角度で歯ブラシを当て、小刻みに揺らし、丁寧に磨き