ロシアのプーチン大統領は、国民の質問に直接答える恒例のテレビ番組に出演し、この中で、近年国民の生活が苦しくなったことを率直に認めました。強い指導者を演出することが多いプーチン大統領が、こうした弱みを見せるのは異例で、国民に理解を求め支持をつなぎ止めたいねらいがうかがえます。 そして、経済低迷の理由として欧米による経済制裁や、ロシアが輸出の柱とする地下資源の価格の不振をあげたうえで、ここ数年、家計の所得が減少していることを率直に認めました。 一方、プーチン大統領は「所得が最も落ち込んだのは2016年で、今は回復しつつある」と述べ、最悪の時期は過ぎたと、国民に理解を求めました。 強い指導者を演出することが多いプーチン大統領が、こうした弱みを見せるのは異例のことで、経済の悪化に加え、年金制度改革やインターネット規制に対する不満が高まり支持率が低迷するなか、国民の支持をつなぎ止めたいねらいがうかが
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