とはいえ、その「万が一のトラブル」が起こったときに、「トラブル、来たあー!!」とばかりに小躍りして喜ぶような奇特な人は、きっと読者の中にはいないはず(ひょっとしたら、そういう「トラブルマニア」も中にはいるのかもしれないが……)。「ふざけんな!」「おいおい、勘弁してくれよ……」といったあたりが、一般的な反応ではないだろうか。 ベンダーのサポート部門では、そんなユーザーの憤懣やるかたない気持ちを真正面から受け止めなければならないのだから、さぞかしタフでブラックな職場なのではと勝手に想像してしまうのだが……果たして、実際のところはどうなのだろうか? ITベンダーのサポート部門では、一体どんな人たちが、どんな思いで仕事をしているのだろうか? このあたり、なかなか外部の人間には実情がうかがい知れない世界なのだが、今回マイクロソフトのサポート部門で働く方々、中でもSQL Serverのサポートに携わる