日本書籍出版協会など4団体で構成する出版倫理協議会は15日、性描写を含む漫画などを規制する東京都の改正青少年健全育成条例に抗議する声明を出した。 声明は「わずか3週間余で可決した行為は暴挙。漫画家やアニメ制作者との話し合いもなく、曖昧で抽象的な文言が加えられ、制作現場には混乱と不安が広がっている」と指摘。付帯決議に盛り込まれた「慎重な運用」についても「現行条例の範囲内でこそ行われるべきもの」とした。 【関連記事】 性描写漫画の規制条例が成立=付帯決議で「慎重な運用を」−都議会 東京国際アニメフェア参加拒否=都の漫画規制案に抗議−出版10社 【写真特集】東京ゲームショウ2010 【写真特集】東京国際アニメフェア2008 【写真特集】東京国際アニメフェア2009