ストレス社会を反映してか、心因性の失声症に悩む人が少なくない。話したいのに話せなくなる病気で、特に女性に目立つ。それも思春期や更年期など心身両面で不安定な時期に多いので、注意が必要。 ●「過換気発作」も併発 失声症は、これまで不自由なく話していたのに急に声が出ない、話せないといった症状を呈する。よく似た症状を伴う病気に失語症があるが、こちらは脳血管障害など脳の病気によって起こる。これに対し、失声症はストレスなど心理的な原因が多い。 中でも悩みや苦しみ、不満を身体症状に転換する転換反応による失声症が多い。失声や発声障害といった症状だけでなく、過剰に空気を吸い込んで呼吸困難に陥る過換気症候群や、不眠などを併発しやすい傾向があるという。 女子高校生のAさん。進路に悩んで学校を休みがちになっていたところ、母親から不登校を責められて、過換気発作と失声症を併発した。 30歳の
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