インターネット検索最大手のグーグルは21日、人体内部を360度見渡せるサービス「Googleインターナルビュー」を公開した。洞窟やトンネルの中を探索するように胃の中や血管内を自由に歩き回れるのが大きな特徴だ。 体内閲覧サービス「Googleインターナルビュー」では、血管とリンパ管からなる循環器系、食道から直腸にいたる消化器系、気管から肺までの呼吸器系の3つのコースを巡ることができる。 使い方は簡単で、目的地となる臓器を検索欄に入力するだけ。気になった場所には目印用のピンを落とすこともでき、ピンが刺さった瞬間うめき声が聞こえる点以外は、従来の地図と全く同じ感覚で利用できる。 サービス展開にあたり、グーグルでは360度撮影が可能な直径0.3ミリの超小型カプセル端末を独自に開発。これにより管内を自律移動しながら130万画素の画像を随時体外に無線送信することが可能になった。開発責任者のライ・フォル