現地時間12月8日、香港で国際レースが行われ、4つのGIのうち3つを日本馬が制した。 2001年以来の快挙である。当時は香港ヴァーズを制したステイゴールドに武豊騎手が乗り、香港マイルのエイシンプレストンには福永祐一騎手。そして香港カップを優勝したアグネスデジタルには先日調教師試験に合格した四位洋文騎手が乗っていた。 つまりいずれも日本人ジョッキーであり、国内からのコンビが継続される形での遠征だった。 一方、今回は香港ヴァーズのグローリーヴェイズがJ・モレイラ騎手で、香港マイルのアドマイヤマーズはC・スミヨン騎手。香港カップのウインブライトだけがかろうじて国内からのコンビ継続となる日本人の松岡正海騎手だった。 誰に鞍上を任せるかの最終決定権は馬の持ち主であるオーナーにある。ジョッキーの腕は勝利数や勝率など可視化できるモノだけでは計り知れない点があり、そういう意味で、選ばれるのは「どういう結果