桜への最終便。または新緑の府中へ向かう始発便。思惑ひしめくフラワーカップ かつてフラワーCを勝って桜花賞馬となったダンスインザムードとキストゥヘヴン。そして、スマイルトゥモローがオークスを勝ち、ブラックエンブレムが秋華賞馬に輝いた。古くはエリザベス女王杯の「ベガはベガでも」でお馴染みホクトベガも、フラワーCを勝利している。 優勝馬に、名牝と呼ばれる大物になる馬もいれば、重賞タイトルはこのレースのみに終わるという馬もいる──それがフラワーCだ。 時期的にも収得賞金順で桜花賞へギリギリ間に合うレースでもあり、その先のオークスへ向けた牝馬クラシック中距離戦線への出発地点でもある。 出走馬の収得賞金も、札幌2歳S勝ちがあるロックディスタウンの1950万円以外は全て桜花賞出走ライン以下の馬ばかり。500万下を勝って2勝目をあげたメサルティム、ノームコアの900万円を除くと他は全て収得賞金400万円の
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