日本の音楽雑誌に載るインタビュー記事の殆どはつまらない。 なぜならば聞き手が質問したいことを質問していない、インタビューされる側も本当に話したいことを話していないから。 例外はROCK AND READくらい。 ROCK AND READのブログ 特にクラシックのそれは惨憺たるもの。ワンパターンの質問ばかりが繰り返され、答えまでいくつかのパターンから選んだような内容になりがち。 クラシック音楽に対する人々の関心が一過性のブームを除くと低調な背景の一つは伝えられる音楽家の言葉が平板でひとを引き付けられない、それどころか逆に「クラシックの音楽家ってもったいぶってるばっかりでつまらないじゃん」と思われてしまうことが挙げられる。 しかし指揮者・水野蒼生(7月2日に本ブログで取り上げたクラシック音楽の鍵を開ける!【指揮者・水野蒼生とO.E.T】 - アフターアワーズ)に対して最近行われた2本のインタ