電通職員の過労死事件は,「電通という超一流企業で」「東大卒の若くて美しい女性が」亡くなったとあって,ひときわ大きく取り上げられました. 仕事の関係で3ヶ月滞在した米国でも,”Karoshi” として電通職員の過労死事件が報道され,注目度の高さを伺い知ることができます. 米国人の友人にとっても ”Karoshi = work to death" は衝撃的な言葉であったらしく,忙しいときには "Karoshi" "Karoshi" と言っていたのを思い出します. 過労死の話をするときに必ず必要なデータとして残業時間があり,現在の労働行政では,80時間が過労死ラインの目安になっているようです. 先日,テレビ東京のWBSを見ていたら,残業時間と幸福度を調査した結果について放送されていました.その内容をみたら驚愕しましたので紹介したいと思います. 残業60時間以上,幸福度上昇 インチキ 恣意的グラフ