リンダリンダラバーソール、このタイトルに懐かしさを感じる方も、きっと多いのではないかと思います。 リンダリンダはTHE BLUE HEARTSの名曲、ラバーソールは靴底がゴム製の革靴です。 どちらも、1980年代のバンドブームを象徴するキーワードです。 作者の大槻ケンヂさんも「リンダリンダラバーソール」に象徴される時代に一世を風靡した筋肉少女帯のボーカリストとして活躍されていました。 私は「リンダリンダラバーソール」な時代に、まだ小学校にも入学していなかったので、当時のことは全然記憶にありません。 ですが、この本はそんな人にもバンドブーム前夜(更には大槻ケンヂさんの「何かしたいけど何をすればいいか分からない」大学生時代も)、バンドブーム到来の喧騒、そしてブームの終了…その中で大槻ケンヂさんの見たバンドマン達について、かなり詳しく知ることが出来ます。 物語は大槻ケンヂこと「オーケン」と、その
