特集 2003/08/08 13:00:00 更新 特集:LVMによるディスクパーティションの動的化(後編) (4/5) スナップショットでバックアップコストを下げる LVMの機能で有効なものの1つとして、スナップショット機能も見逃せない。この機能を使うと、その時点のディスク状態を「凍結」させることができるのだ。うまく利用すると、サーバの動作とバックアップを並行して行うことも可能なため、いちどは試してみる価値があるだろう。 スナップショットを作成するためには、「lvcreate」に「--snapshot」スイッチ(「-s」でも可)を付加させることで可能だ。この際に差分領域を「-L」で、LV名を「-n」で指定する必要がある。 この差分領域とは、スナップショット作成後に書き込みが生じた際に書き込む領域のことだ。しかし、この領域を使い切ってしまうと、その時点でスナップショットが破棄されてしまうた