【ナンバー銀行をめぐるおもしろエピソード】 ■ナンバー銀行のルーツは明治初頭に誕生した「国立銀行」だった。 【参考画像】当時発行された国立銀行券「水兵1円」「かじや5円」 ■国立銀行は紙幣発行を委託された民間会社で、全国に153行あった。 ■民間会社がなぜ国立なのか?それは米国National Bankの直訳による。国立というより、正しくは国法銀行の意味。 ■国立銀行=ナンバー銀行の生みの親は渋沢栄一で、自身が第一国立銀行(後に第一勧業銀行→現在、みずほ銀行に継続)初代頭取の座についた。 ■現在のナンバー銀行は第四銀行のような旧国立銀行の継続タイプ(十六、十八、七十七、百五、百十四)と、第三銀行のように国立銀行を継承していない新ナンバー銀行とがある。 ■三和銀行も第三十四銀行と第十三銀行、第百四十八銀行の「三和」だった。 ■かと思えば八十二銀行ように第十九銀行と第六十三銀行の足し算銀行も