◇駒は4種類だけ かわいさ前面に 【関連写真特集】「王」のライオンや「飛車」のキリンも…「毎日動物園」 将棋になじみのないママや女の子に遊んでほしい−−。将棋の女流棋士が考案した「どうぶつしょうぎ」(1200円)の人気が広がっている。昨年末から売り出した600セットは既に完売し、予約も相次いでいる。 「どうぶつしょうぎ」を考案したのは女流初段の北尾まどかさん(29)、デザインは女流1級の藤田麻衣子さん(35)=ともに日本女子プロ将棋協会所属。北尾さんは子どもたちに指導する機会が多く、「簡単に分かりやすく教えられないか」と考えていたところ、3歳児の母でもある藤田さんから「母親が楽しめ、女の子も買いたくなるようなかわいい将棋をデザインしたい」と聞き、願いが合致したという。 「どうぶつしょうぎ」は、本来81マスの盤面を12マス(4×3)に簡略化。A4サイズの盤に空や森のイラストを描き、互