システム開発を成功させたいSEに送る、「文書執筆のおきて」まとめ:誰にでも分かるSEのための文章術(15)(1/2 ページ) 「提案書」や「要件定義書」は書くのが難しい。読む人がITの専門家ではないからだ。専門用語を使わず、高度な内容を的確に伝えるにはどうすればいいか。「提案書」「要件定義書」の書き方を通じて、「誰にでも伝わる」文章術を伝授する。 文書を記述するに当たって、常に意識しておかなければならない点が4つあります。 システム開発における文書の重要性を認識する 読み手のことを考える 文書の構成を作ってから、文書作成に取り掛かる 必ず読み返す これらは、分かりやすい文書を作成するための基本ポリシー、“おきて”とでもいうべきものです。連載の最終回となる今回は、文書作成時に常に意識しておきたい「文書執筆のおきて4カ条」について解説します。 その1:システム開発における文書の重要性を認識する