44年ぶりに発見。鏑木清方の名作《築地明石町》など3作品を東京国立近代美術館が新収蔵、公開へ竹橋の東京国立近代美術館は、近代日本画の巨匠・鏑木清方の幻の作品とされてきた3作品を新たに収蔵。11月1日より特別公開すると発表した。 鏑木清方 築地明石町(部分) 1927 絹本彩色・軸装 173.5×74.0cm 東京国立近代美術館 ©Nemoto Akio 美人画の名手として、上村松園と並び称された日本画家・鏑木清方(1878〜1972)。その幻とされてきた作品が、東京国立近代美術館に新収蔵された。 収蔵されたのは、清方の代表作として知られながら1975年以来所在不明であった《築地明石町》(1927)と、あわせて三部作となる《新富町》《浜町河岸》(ともに1930)の3点。 このうち《築地明石町》は帝国美術院賞を受賞し、清方を名実ともに日本を代表する画家のひとりに押し上げた作品で、モデルとなって
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