最近、減感作療法(アレルゲン免疫療法)という、花粉症の根本治療法が注目されている。 今までは基本的に対症療法だったので、根本治療できることは非常に画期的。詳しくは「スギ花粉症の舌下減感作療法の臨床研究報告書」(PDFファイル 1.84MB)に記載されている。 2015年2月7日のNHKの花粉症特集でも取り上げられている。 免疫(減感作)療法とは 花粉症を根本的に治療、あるいは症状をほぼ消失または長期にわたって軽減することができる方法として、これまでにわかっているものが免疫(減感作)療法。アレルギーを引き起こす原因となっている物質(花粉)を定期的に体内に取り入れることで、徐々にアレルギー反応の起きない体質に改善する。 治療方法は2つある。 通院して皮下注射する方法 自宅で投与する方法(舌下免疫療法) 通院して注射する場合は既に保険適用されているがあまり普及していない。理由は、まれに重い副作用