ボランティアに参加したラグビー日本代表の選手たち。左から松田力也、北出卓也、青山清和オーナー、堀江翔太、稲垣啓太、流大 11月2日に世界一が決まるラグビーワールドカップ(W杯)で史上初のベスト8に入ったラグビー日本代表の有志6人が台風や大雨による被害が深刻な千葉県富津市近郊で、ボランティアで復興支援活動をしていたことがわかった。 W杯で奮闘したFWのリーダー的存在のHO堀江翔太の呼びかけに、SO田村優、PR稲垣啓太、SH流大、SO松田力也、HO北出卓也が賛同。田村は28日に一人で動き、29日に田村を除いた5人が活動した。最初に声をあげた堀江が振り返る。 「スコットランド戦が行われた10月中旬に、台風の大変な被害状況だということがテレビでもずっと流れていました。当時、僕らはラグビーをすることしかできなかったんですけど、大会が終わっても被害に関する報道はずっとありました。今はW杯も終わって、体
太平洋を望む東北の海岸線で、防潮堤の建設が進んでいる。国土交通省によると、岩手、宮城、福島の3県で総延長約400キロ、総工費は1兆円ほど。津波への備えとはいえ、徐々に姿を現す巨大なコンクリートの壁に、住民からは戸惑いの声も上がる。 防潮堤の高さは、理論的にはじき出された。数十年から百数十年おきに起こる大津波の高さを、過去にその地域を襲った津波を参考に予測。津波のせり上がりを考慮して1メートル分高く設計された。 ただ、防災の観点で理論的にはじき出した高さに、住民がすべて納得しているわけではない。 宮城県南三陸町寄木(よりき)地区の高橋七男区長は「壁をそこまで高くしなくても、命を守る避難路と避難場所の整備で十分」と語る。「海辺に住んでいる人間は津波を覚悟している。多少の被害があっても、海の見える風景と、その恵みを受ける暮らしを孫に残したい」 今回の取材で、宮城県や岩手県の防潮堤の建設現場をいく
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