イソマルツロース (isomaltulose) または6-O-α-D-グルコピラノシル-D-フルクトースは、蜂蜜に微量に含まれる天然の糖類である。グルコースおよびフルクトースからなる二糖の一種で、スクロースとは結合の位置の異なる異性体である。蜂蜜中の含有量が少ないため、一般に利用されるのは、てんさい糖を発酵処理したものである。この転移酵素がドイツのプファルツ地方(独: Pfalz、英: Palatinate(パラティネート))の製糖会社研究所で発見されたことから、欧米ではパラチノースと一般に呼ばれており、日本では三井製糖がパラチノース (palatinose) として商標登録している。