4月26日、中国が北東部の遼寧省大連で建造していた同国初となる国産空母が進水した(2017年 ロイター) 中国が北東部の遼寧省大連で建造していた同国初となる国産空母が26日、進水した。国営メディアによると、武器や設備の装備を終えて就役するのは2020年ごろになる見通し。 国営新華社は、わが国における独自の空母設計と建造が着実に大きな成果を収めていることを示していると伝えた。 中国海軍の創設68周年を23日に迎えた後、空母は進水した。また北朝鮮の核・ミサイル開発を巡り米朝が激しく対立するなど、地域の緊張が高まっている。 中国政府は、新たな空母の設計にあたり、同国が1998年にウクライナから購入し改修した空母「遼寧」の経験を活用したとしている。