これは古くからどうなるか知られています。 まず、日射がない、あるいは太陽から遠いとしますと、1分程度は生存可能です。ただし、息は止めちゃ駄目です。吐ききってしまいます。肺などと真空という外との圧力差が問題だからです。 映画2001年宇宙の旅において、木星付近を航行中の宇宙船で宇宙飛行士がヘルメットなしで短時間ですが真空中をさまようシーンがあります。原作者のアーサー.C.クラークは一点だけ失敗があるといっています。それは宇宙飛行士が真空中に飛び出す前に息を吸い込んで止める動作をしてしまったことだといいます。 その他の問題はおきません。宇宙船内や宇宙服では潜水病を起こす窒素は使われていません。目玉は飛び出しません。血液も沸騰しません。爆発もしません。それほどの圧力差ではないからです。 ちなみに血液が沸騰しないのは、血圧があるからです。水をじかに宇宙に放り出すとすぐに凍ります。 日射が強い場合は