JR東海373系ホームライナーの絵入りヘッドマーク。以前は文字のみだった。 国鉄時代に登場したホームライナーの多くは、特急格上げなどで姿を消したが、JR東海に関しては、現在も多くのエリアでサービスを継続している。中でも沼津18時31分発の〈ホームライナー浜松3号〉浜松行きは、5号と並び“日本最長距離のホームライナー”であるほか、3号に限り“オマケ”もつく。 “帰宅の足”と“旅人の足”を兼ねた〈ホームライナー浜松3号〉浜松行きを御案内しよう。 ■JR東海独自の乗車整理券 終点沼津に到着したJR東日本車両の普通列車。 JR東日本東北本線小金井13時48分発の普通列車沼津行きが、東海道本線とJR東海エリアに直通し、終点に到着したのは17時45分。この列車の4・5号車は2階建てグリーン車が連結されており、〈ホームライナー浜松3号〉浜松行きに乗り換えると、リクライニングシートの快適な旅を持続できる。