隣人トラブルから騒音を出し続けたとして、警視庁生活安全総務課は、東京都迷惑防止条例違反容疑で、新宿区中落合、自称アルバイト、上田篤英容疑者(40)を逮捕した。同課によると、容疑を否認し、「嫌がらせを受けているのは俺の方だ」などと供述しているという。 逮捕容疑は11月3~8日、ビデオカメラで隣人の男性(73)の出入りを監視。男性が外出するたびに、プラスチック製の板をほうきでたたいて嫌がらせしたとしている。音量は電車がガード下を通るのと同程度の97デシベルだった。 上田容疑者は約10年前から、男性宅の「シャッター音がうるさい」といって毎日のように男性や家族の外出時に騒音を出し始めた。男性も警戒して監視カメラを設置したが、上田容疑者はブルーシートに隠れて嫌がらせを続けたという。 上田容疑者は男性への名誉毀損罪で平成15年に執行猶予付き有罪判決を受けた。21年には「シャッター音がうるさい」などとし