疑い続けても仕方がないこと、信じ続けても仕方がないこと、弁えることは大切です。 それにはまず、自分の弱さを認めることから― 東京電力の情報公開を巡る動きを声高に批判する方がいらっしゃいます。 政府の情報公開を巡る動きを声高に批判する方がいらっしゃいます。 いずれも、 「(政府や東電が)ほんとうの情報を伝えていない、という疑いからくる怒り」 が根本にある方が多いと思われます。 被災者の方は、被災者の方しかわからない複雑な感情もありますから、お気持ちも十分察しますし、批判があれば政府も東電も甘んじて受け止めるべきだと思います。どちらも「当事者」ですからね。 しかし、第三者が、彼らが公開した情報を「声高に(声を荒げて)批判する」までするのはどうかと思うんです。 そのこと自体が「人間としてなっていない」云々ではなく、理屈として。 ※もう少し蛇足的に付け加えると、「その理屈があるのに批判するのは、一