私は子供の頃、図書館のビデオコーナーで毎週のように映画ドラえもんを観ていました。 そんな私は当時、『ドラえもん のび太と夢幻三剣士』を観て、あまり意味がわからず『世界はグーチョキパー』というやたら明るいエンディング曲を聞きながら、ずっと頭にハテナが浮かんでいました。 夢と現実を行き来して、なんとなくややこしかったのもありますが、全体的にどこかあっさりとしていたような気がしたのです。 一方で、『ドラえもん のび太のパラレル西遊記』を観たときには、不安やおぞましさや恐ろしさを感じていました。 この2作品には、「ドラえもんがひみつ道具を出して、その道具が原因でどこかの世界に問題が起きてしまい、のび太達が悪者をやっつけて世界を救う」といった点が共通しています。 では、一見似たようなこの2作品には、どういった違いがあったのでしょうか? そして、どうしてややこしく感じてしまうのでしょうか? 少しまとめ