東京都新宿区のJR新宿駅前で女性の尻をカッターナイフで切り、けがを負わせたとして、警視庁新宿署は傷害容疑で埼玉県和光市白子、無職、田中秀紀容疑者(51)を逮捕した。同署によると、「ナンパしようとしたが、タイミングを逸して声をかけられず、腹いせでやった」と容疑を認めている。 逮捕容疑は、6月29日午前5時ごろ、新宿駅東口改札前で、立ち止まっていた会社員女性(22)の尻をズボンの上からカッターナイフで切りつけ、軽傷を負わせたとしている。ズボンは約10センチにわたって切り裂かれていたという。 同署によると、田中容疑者は女性と面識がなく、女性が痛みを感じて近くの交番に被害を届け出た。改札付近の防犯カメラの映像から田中容疑者の関与が浮上。田中容疑者は犯行後、電車で自宅近くの駅まで逃走していたという。