1日に米カンザス州で行われた大学夏季リーグの試合において、9歳のバットボーイの頭にバットが直撃して翌日に死亡するという悲劇が起こった。 【写真】悲劇の死に、涙する少年の父親と妹 バットボーイを務めていた少年はネクストバッターサークル付近に位置していたが、選手の練習スイング後のバットがヘルメットの上から頭部を直撃。すぐに担架で球場から運び出され、病院へと搬送されたが、治療の甲斐なく2日に息を引き取った。 少年の父親はメディアの取材に対して「息子は本当に野球を愛していた。この悲劇に対して怒りはないし、悪く言うつもりもない」と気丈にコメント。選手はリーグ期間中、リストバンドやアンダーシャツなどに少年のイニシャルを入れてその死を悼み、チームは基金の設立を考えているという。 また、リーグはこの少年の死を受けて、各チームに今季いっぱいは試合でバットボーイ、もしくはバットガールを置かないようにとの