「東京オリンピック招致委、IOC実力者に2億4800万円」 フランス検察当局認める 2020年東京オリンピックの招致委員会から国際オリンピック委員会(IOC)関係者に多額の現金が渡ったとされる問題で、フランス検察当局が金銭授受を確認したと認めた。フランスの経済犯罪を捜査する検察当局は200万ユーロ(約2億4800万円)以上の金額が東京オリンピック招致委員会からIOC委員で国際陸連前会長のラミン・ディアク氏の息子の秘密口座に送金されていた疑いがあるとして、「汚職とマネーロンダリング」の疑いで捜査していることを明らかにした。 この金は2013年7月と10月に、日本の銀行口座から振り込まれていたという。同年9月のIOC総会で2020年オリンピック開催地を決める投票があったので、その前後となる。同紙によると、秘密口座は、広告大手の電通の「子会社」AMSのコンサルタントとして雇われたイアン・タン・ト