米Hewlett-Packard (HP)は10月22日(現地時間)、Windows 7搭載の同社初のタブレットデバイス「HP Slate 500」の米国での発売を開始した。同社のタブレットは今年1月に米ネバダ州ラスベガスで開催されたCESで米Microsoft CEOのSteve Ballmer氏によって初めて公開され、1年近くの歳月をかけてようやく陽の目を見ることになった。HP Slate 500はビジネス市場をターゲットとしており、販売価格は799ドルが設定されている。 HP Slate 500 HPのタブレット登場までにはいろいろ紆余曲折があった。CES終了直後に同社ではタブレットデバイスの動作動画を一般公開し、iPad発売日に先駆ける形でスペックの一部や戦略についての幹部へのインタビュー動画を公開している。だが肝心の発売日や価格については長らく伏せられたままで、さらには3つあった