パナソニックで、Let'snote CF-AX2の機構設計を統括した長村佳明氏。ボンネット構造に関しては強いこだわりがあり、今後もレッツノートのアイデンティティーとして追究していくとコメントしていた Let'snote初のUltrabookであり、独自のヒンジ機構でユーザーを驚かせた「CF-AX2」(関連記事)。長村氏は、その機構設計を統括した人物だ。 機構設計とはノートパソコンのメカの部分を担当する。外殻と呼ばれる筺体そのものの設計はもちろんだが、内部の構造やパーツのレイアウト、使用する素材といった、ユーザーの目に見えるもの全般を扱うという。 「CF-AX2の開発は、Ultrabookありき」で始まったと長村氏は語る。 軽量で丈夫なマシンを作るというのは、2002年に発表された「新世代Let'snote」以来、10年に渡って同社が追求してきた哲学。ただし歴代の機種では、その実現のために「