Perl で、RDBMSにアクセスするためのJavaのData Access Objectのデザインを模したDBIによるモジュールのサンプルを作成した。 http://www.knowd.co.jp/yamazaki/index.php?q=node/208 で試作したPOJOと、RDBMSのデータのCRUD(Create, Read, Update, Delete)に関するO/Rマッピングが主な機能である。 作成の狙いは、JavaのDAOと同様、データベース操作の集約であり他のレイヤーでSQL操作を不要とすることである。SQLの処理が、システム全体で場当たり的になることを防ぎ、また、データをバラバラに扱うのではなくオブジェクトとしてまとめつつ永続化操作を可能とすることである。 主要な機能の実装努力としては、DAO自体が機能(ファンクション)主体なので、細部(例外処理など)を除いてJava
イントロダクション 私たちが作るアプリケーションのほとんどは、どこかで永続的なデータを扱うことになります。 そのデータの保存先は、リレーショナルデータベースやテキストファイル、他システムなどになるでしょう。 そして保存されたデータへのアクセスで使用するAPIは、保存先によって変わっていきます。 例えば、リレーショナルデータベースだとJDBCを使用します。 ファイルだとjava.ioパッケージあたりを使用したりします。 また、リレーショナルデータベースのみに焦点を当ててみても、ベンダやバージョンによって発行するSQL文を変えなければなりません。 ファイルに永続的なデータを保存していて、その保存先がデータベースに変更されたときのことを想像してください。 ビジネスロジック(業務ロジック)の中にデータアクセスにまつわるコードを書いている場合、保存先の変更が容易ではありません(同様のことが、データベ
設計、コーディングで用いられる言葉の整理。こいつらって何よ? DAO(データアクセスオブジェクト) VO(バリューオブジェクト、値オブジェクト) DTO(データトランスファーオブジェクト) エンティティ これらは、EJBの出現により(?)メジャーになった言葉たちです。 DAOは、DB(永続ストア)にアクセスするためのクラスです。 たいてい、VOを引数に受け取って、INSERT、UPDATEを行ったり、 SELECTしてVOやVOのリストを返したりします。 DTOはVOとほぼ同義ですが、微妙に違います。 何が微妙に違うかはメンドクサイので忘れます。 エンティティは、DAO+VO(DTO)のようなペアでDB操作を行わず、 エンティティクラス自体のメソッドにINSERTやSELECTを行うメソッドを定義します。 (SELECTは別のクラスにしたり、staticメソッドにしたりもする) VO/DT
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