後述の通りマンボウの分類は2010年以降急激に変化しており、下記のみならず参考文献においても、マンボウ(Mola mola)についての記述とされるものにウシマンボウやカクレマンボウのものが含まれる可能性がある。 最大で全長333センチメートル、体重2.3トン[1]。現在生息している世界最大級の硬骨魚のひとつである。ただし、後述のとおり、大型の個体はウシマンボウである可能性がある。ギネス世界記録で、かつては「世界で最も重い硬骨魚はマンボウ」と記載されていたが、2017年、千葉県鴨川市沖で1996年に捕獲されたウシマンボウの個体(2.72メートル、2.3トン)に変更されている[4][5]。 体は側面から見ると円盤型、正面から見ると紡錘形をしている。背びれと尻びれは長く発達し、体の後部から上下に突き出しているが、多くの魚が持つ尾びれと腹びれは持たない。体の後端にある尾びれのような部分は、背びれと