電通に新入社員として入社した高橋まつりさんが、過労の末に自殺したことに対して、労基署は労災認定を下しました。激務自体の辛さはもちろんのことですが、高橋さんが生前に吐露した言葉からは、自らの意思と関係なく激務に身を投じざるを得ず、徐々に自己コントロール感を奪われたことが理解できます。マネジメント側に立つ人間に、部下へ自己コントロール感を与えることの大切さを教える、決して繰り返してはならない悲しい事件です。 悲痛な電通社員の自殺〜広告業界の激務は事実 こんにちは。ジェネシスコミュニケーションの松尾です。 先日、電通に2015年4月入社の新入社員、高橋まつりさんが過労の末、2015年12月に自殺してしまったことに対し、労基署から「労災」と認定されたという報道がありました。亡くなられた高橋さんには、ご冥福を心からお祈りいたします。 今回は、過労、すなわち「働き過ぎ」に関わる問題について、いくつか私