頭痛(ずつう)とは、頭部に感じる痛みのうち、表面痛でないもの。様々なタイプの痛みを含んだ幅の広い症状概念である。ありふれた症状である一方、これを主症状とする致命的疾患もあり、他方で原因が特定できないことも多いという、症候学上非常に重要な症状。 頭痛はありふれた症状で、外来初診患者の約10%が頭痛を主訴とする[要出典]。 日本人の3 - 4人に1人(約3000万人)が「頭痛持ち」である。そのうち2200万人が緊張性頭痛、840万人が片頭痛[1]、1万人が群発頭痛といわれる。クモ膜下出血・脳腫瘍による頭痛は、毎年約1万人 - 3万人に発生する。 日常生活に支障ある頭痛を、世界中で最低40%の人が経験する[要出典]。 男性よりも女性のほうが頭痛の症状を訴えることが多く、筋緊張性頭痛の6割、片頭痛の8割が女性である。[要出典] 女性が訴えることが多い頭痛の1つに生理時に伴うものがあるが、これは生理